先月末
小田原ツーリングして帰宅した後、娘にどこまで行ったか話していた時のこと。
娘:「父、どうしたら自転車で遠くまで行けるようになる?」
私:「ん?ペダルを漕いで行くしかないねぇ。どうして?」
娘:「父と一緒に遠くまで行ってみたいから」
私:「どれくらい遠くに行ってみたい?」
娘:「まずは父の会社の銀座くらい」
私:「ん〜、銀座はいいけどさ、楽しい道じゃないよ。だったら、
同じくらいの距離で、鎌倉行った方が楽しいんじゃない?」
娘:「鎌倉いいねぇ!!、鎌倉まで行きたいよ。夢だね」
と、そんな会話で、夢の鎌倉行きを語りました。
子の夢は達成させてあげたいもの。
というわけで、二人で鎌倉を目指しました。
台風一過で、予想だにしないほどのいい天気。
R15ー旧東海道ー鎌倉街道とつないで、第一の地点、鶴岡八幡宮へ。
鎌倉街道でいくつかの長い坂は、歩道に入って押しもありましたが、
車道をメインに進みました。
大船、北鎌倉と進み、第一のゴール。
満足げな笑顔でピース。
少し休憩して、お昼ご飯のため、移動します。
逗子のゆうき食堂へ。
まぐろ好きな娘には、まぐろ炙り定食。
私は、アジ刺身定食。
親父が食えない納豆を、これ見よがしに混ぜる娘...
ちなみに子供には、ご飯もおかずも多すぎるので2/3以上私が食べました。
自分の分と合わせて、1.75人前くらい、腹一杯です。(苦し)
食べ過ぎてお腹が苦しいので、落ち着くのを待つために、小坪漁港でひと休み。
何がしたいのかな?
ここで、かなりの疲労があるようならば、逗子から京急線にて輪行の予定でしたが、
聞けば「まだまだ行けるよっ」と答える娘。
とはいえまだ7歳の娘にはこの先は心配でしたので、十分な休憩を取らせるべく
逗子マリーナの舳先で休みます。
水面に江ノ島、その向こうには雄大な富士山がクッキリと見えました。
これには娘も大興奮。
私からカメラを取り上げ、こんな写真を撮りました。
(ヤバイ、娘の方が、写真上手:親バカ)
しばらく休んで、帰路につきました。
帰路の八幡宮までは、フラットなルートですから問題なく付いてきましたが、
その後建長寺から北鎌倉まで斜面は厳しくなります。
やむを得ず、歩道を押して上がります。
そして北鎌倉駅からほど近い甘味どころで休憩。
食べたら元気百倍で、北鎌倉から線路沿いに走りました。
駅からも見える洞門をくぐり、大船まで生活道路を使って進みます。
途中も休み休み。鎌倉街道が車で溢れ帰ってきたので、
一本裏道を通りながら
公田から日野に向かう坂道を登る時には、すでに押す事さえ放棄して、この状態...。
それでも、なんとか走り続け、無事に自宅に戻りました。
もう自宅まで数百メートルというところで、
「脇腹が痛くなってきた」という娘。
「大丈夫か?」と声をかけると
「頑張った証拠だからね、いいや!」だって。
ちょいと泣きそうになりましたよ。
走行距離 62.39km
走行時間 5h30m47s
平均時速 11.3km/h
今週の絵日記は、格別の富士山でした。
最後の行には、「また自転車で行きたいです」と書かれています。
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