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2008年 06月 29日
あぁ、湘南の夜は更けてのmasaさんのお誘いを受けて、
「神奈川グランフォンド200km 僕らの丹沢・箱根」に参加。 アルプスルートによるシュミレーションでは、獲得標高6,000m以上(GPSでの実測は4,307mだそうです)、 走行距離198kmという壮絶なルート。 集合場所の伊勢原駅を目指し、6月28日の03:30、自宅を出た。 いつも以上に遠い集合場所。ここまでですでに、44km。 7時前、幹事のmasaさん、yuzitoさんを中心にブリーフィング&自己紹介後スタート。 スタートから数キロ、日向林道手前で、すでに16%という表示が現れる。 ヒイコラいいながら登りきって、参加者全員で集合写真(photo by モリさん) 日向林道〜薬師林道の入口までは、バラバラとながら皆で走り、最後尾を待つ。 このころはまだ、写真を撮る余裕もあった。 薬師林道でも、先頭になんとか着いていき、グランツールのような雰囲気を味わう。 蓑毛から表ヤビツに出て、ついに本格的に「勝手に走れ」の始まり。 SSRの皆さんは、談笑しながらスイスイと登っていく。なんとか菜の花台の カーブを曲がるところまでは、その後ろ姿が見える程度について行くも、 霧に煙る表ヤビツ。気持ちが切れて、単独走に。 先頭グループが休憩している所へ、なんとか追いついたのが tanyさんのポストに残っていた。 ここでmasaさんから「tavasukeさんの事なんかもう忘れて、走っちゃいましょうよ」 とお誘いを受けるのだが、ここで着いていったら間違いなく脚は売り切れる。 ゴニョゴニョと言い訳をして、しばしtavasukeさんとRed Rabbitさんを待ち、先を進む。 立ちコギしてトルクをかけると後輪が滑るくらいにコケむしている所もある。 森の中のような気持ち良さそうな場所で写真を撮っているが、 路面はコンクリートの舗装がヒビ割れてガタガタなので、下りでも ほとんどフルブレーキ。 車間を空けて下っていく。しかし最後尾にいたはずのRed Rabbitさんがいつまで 経っても降りてこない。 林道をおりきった所でケータイの電波が届き、メール着信。 「パンクです。先に行ってください」との事。 下りきる所まではそれほど距離は無いはずなのでコンビニで補給しつつ待つ。 30分ほど待っただろうか。 2度目のパンクとタイヤサイドカット...。 Red RabbitさんはここでDNFとなってしまった。 ヤビツ峠を出る際に、「3人でゴールを目指しましょう」と話していただけに残念だが 彼を残して、先を急いだ。 ついにtavasukeさんと二人旅。 寄から中津川沿いに進む。川遊びをする家族が微笑ましい。 秦野峠への上り口で、masaさんが上から下ってきた。 どうやらパンクの連続でチューブが無くなり、帰ろうとしていたらしい。 予備のチューブを一本お渡しし、先を進む。 ようやく峠をクリアしたちょうどそこへ、パンク修理を済ませたmasaさんが追いついてきた... 早すぎます。超人です。 その後丹沢湖を経て、駿河小山のコンビニでmasaさんに追いつくと m「チューブ代払いますよ」 h 「いやいや、いいですよそんなの」 m「じゃその分ゴールのファミレスでオゴリますよ」 って会話になったのですが私たちの脚ではこれ以降、masaさんに追いつく事は できませんでした。 駿河小山からは足柄峠へ 取りつきのゴルフ場脇のきつい登り坂で5分ほど先行してコンビニを出たnoahponさんに追いつく。 脇を押さえていたので、不調等が気になったが、帰ってきた声はお元気だったので先に進んだ。 有名なカーブで脚を止めて、眼下の景色をしばし眺めます。 足柄峠。 ここからは、仙石原〜湖尻〜元箱根〜大観山〜椿ライン〜R135(一般道)と 進む事になるのですが、日没が差し迫ってきました。 仙石原へ向かう途中でtavasukeさんに 「時間次第ですが、箱根旧道でショートカットしましょうか?」と提案すると、 「ここまできたんだから、絶対完走しましょう!」という力強いお言葉。 ひとりだったら間違いなくここでショートカットしていたと思います。 夕闇の迫る大観山へ登り、霧と闇の椿ラインを降りて湯河原に到着した時には20時を過ぎていました。 時折浴衣姿の観光客が横切る中に佇むレーパン姿のおっさん二人(笑) このまま進めば、ハンガーノックでやられてしまうという判断から 先行組には先に解散してくださいとメールし、少しマシな夕食を。 1時間半ほどゆっくりと大休憩。 食事中も「もう自転車に触りたくもないね」なんて話しながら... それでも執念でゴールだけは目指します。R135のアップダウンを やり過ごし、小田原まで来た時に、やっとホッと人心地つくものの、 二人ともケツの痛みがハンパじゃありません。 ちょっとクランク回して惰性を付けてはスタンディングの繰り返し。 どうにかこうにか、這いずるように、そして執念のゴール。 二人で拳をあわせた時には日付が変わって30分ほど経っていました。 サザンビーチ前のファミレスで1時間ほど休憩。 脚の疲れ、膝の痛みがハンパじゃないので、ゆっくり休んでから帰るというtavasukeさんとお別れし、R1で帰宅。 シャワーを浴びて、自分に乾杯。 完走できた喜び、「やったんだよな」という充実感、楽しかったな...etc... いろんな感情が沸き起こる中、家族の寝顔を見て安堵し、眠るのでした。 ご一緒させていただいたみなさん、本当にありがとうございました。 (未だ全員の方のリンク等整理できていないのでまた加筆修正予定です) ブログランキング参加中です。ひとつポチッとよろしくお願いいたします。
by hirotoyoko
| 2008-06-29 22:00
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